大変だけど楽しもう、パパの双子育児(夜泣き編)

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何を隠そう、育児においてもっとも僕の体力と精神力を奪ったのが、双子の夜泣きでした。正直、あと1か月あれが続いていたら、僕は精神的にも体力的にも限界を迎えていたでしょう。僕の経験から、育児ノイローゼはパパにも起こりうる身近な病だと感じました。しかし、それを一歩手前で食い止めてくれたのは、やはり愛おしいわが双子の笑顔でした。

赤ちゃんの眠り

生またばかりの赤ちゃんは、小刻みに「寝ては起きて」を繰り返します。個人差はあるにせよ、大人のようにぐっすり長時間、熟睡してくれることはほとんどありません。ちょっとした物音や、お腹がすいた、機嫌が悪いといった些細な生理現象でも、すぐに目を覚ましてしまいます。赤ちゃんは大人と比較すると、睡眠周期が短く、そして眠りが浅いというのは僕の経験からも間違いないと思います。

睡眠周期は人それぞれ

まず、睡眠周期についてちょっとだけお話しします。

一般的に、大人の睡眠周期はだいたい90分と言われています。上の写真の波線のようなイメージの周期で眠りが深くなったり浅くなったりします。実際の睡眠は、こんなにきれいな波ではないと思いますが、少なくとも、大人は、赤ちゃんよりも眠りが深く(振幅が大きく)、そして周期が長いことは間違いなさそうです。ちなみに、僕の平均睡眠周期は84分です。こちらの記事で確認をどうぞ「ベストな睡眠時間の見つけ方」

どうやって調べたかと言うと、自分で寝る時間と起きた時間とその時のすっきり感を細かく記録したのです。17歳だった高校生の時に・・・。

ちょうどその頃、人間には睡眠周期なるものがあるということを本か何かで知り、興味本位から自分の周期を調べてみたのです。

僕の平均睡眠周期は人間の平均の90分に対して、少し短い84分でしたが、それでも人間の大人の平均睡眠周期が90分というのは、自分のデータからも、あながち嘘ではないな、と思ったのでした。不思議なことに、その周期は今でもあまり変わっていません。現在でも、僕は、この自分の84分という睡眠周期を意識して睡眠を取っています。

パパママは睡眠不足の覚悟が絶対に必要

さて、話を戻すと、わが子たちもご多分に漏れず、思いっきり夜泣きをしてくれました(汗)僕は育児に追われ、そのため、赤ちゃんが生まれてからというもの、生後7か月まで1時間半以上の連続睡眠をとったことがありませんでした。(もちろん妻も同様です)

大人の睡眠周期90分に対して、赤ちゃんの睡眠周期は40分~60分という情報があります。これが本当なら、本来の睡眠周期を待たずに親は夜泣きによって起こされるということになります。眠りが深いときに起こされると、すごく寝起きが悪い状態になりますよね。あの状態が何か月も続きました。新生児(特に双子)を持つ親の宿命と言いますか、とにかく親はまともに睡眠をとることが出来なくなるのです。また、連続睡眠時間が1時間半以下に加えて、1日の平均睡眠時間は3~4時間ぐらいでした。その状況のまま会社で働きますので、とにかく体力的にはボロボロでした。

そのためか、心臓はときどきピクピク痙攣(けいれん)するし、歩くとめまいがするといったような症状がときどき出ており、もはや限界を自覚していました。こうやって文字に書いて客観的に見ると、本当に当時は危ない状況だったのだなあとつくづく思います(汗)

しかし、今は無事に元気を取り戻しています(笑)現在、同じような状況におられる方の心中お察しします。でも必ず元気は取り戻すことができますので、安心してください。

夜泣きへの反応(パパママの違い)

世の中には、赤ちゃんの夜泣きに反応しないパパも多いと聞きますが、双子のパパとしては反応せざるを得ませんでした。夜泣きに対する反応は、男女で違いがあるということは、脳科学に関する多くの実験で結果が出ています。ご想像のとおり、一般的には女性の方が夜泣きに対する反応が早いのです。

そしてそれは、脳梁(のうりょう/右脳と左脳をつなぐ神経繊維の束)の太さに起因するものと考えられています。もともと女性は、この脳梁の太さが太く(表現が荒っぽいですがご勘弁を)、そのため右脳と左脳で交換する情報量が男性よりも多いと言われています。これのために、女性は細かい情報まで注意が行き届きやすく、情報の処理もされやすいそうです。これが、女性が赤ちゃんの声に反応しやすい理由のひとつです。

ただ、ここで男性(パパ)も諦めてはいけません!赤ちゃんの泣き声に対する反応は鍛えることが出来るのです!

その方法とは・・・

実は、子供と長く接することで、男性の脳も赤ちゃんに関する情報を学習し、この反応が高まるそうなのです。幸いにも僕の場合は、子供と接する時間が長かったので、他の男性に比べると、いくぶんか反応が早かったようです。

双子の場合、ママ一人では絶対に対応しきれません。だから、パパの協力は不可欠ですし、僕は普段から子供と長く接することで、自分の脳を鍛えて(勝手に鍛えられていた)夜泣きへの反応速度をアップさせたのです。

寝かしつけは大変

さてここで、みなさんがご苦労されている、もしくはご苦労されるであろう「寝かしつけ」についても言及しておかなければなりません。赤ちゃんの「寝かしつけ」は簡単なようで難しいです。トントンすれば寝ると思ったら大間違いです。「寝かしつけ」とは、ただ眠らせるだけのことを言っているのではありません。赤ちゃんをお布団やベッドの上で深い眠りにつかせることです。

つまり、自分が他の作業(家事・洗濯・掃除・お風呂・食事・睡眠など)を行うために、一時的に一定時間以上、赤ちゃんにひとりで寝てもらうということです。双子なら、ふたり同時に寝てもらうことです(汗)

赤ちゃんをただ眠らせるだけなら簡単です。抱っこひもで赤ちゃんを抱っこして、ゆらゆらと揺らしていると、自然に寝てしまします。そのまま布団に寝かせればいいのでは?と思う方もいらっしゃるでしょうが、そんなに簡単に出来るのなら、わざわざこんなことを書きませんよね。赤ちゃんにとっては、ママやパパの胸の中で寝るのと、布団の上にあおむけに寝かされるのとでは大違いです。赤ちゃんは、その環境の違いに敏感に反応して起きてしまいます。

これは先述の、赤ちゃんの睡眠の浅さや周期にも関係していると思います。とにかく赤ちゃんは大人に比べると睡眠が浅いので、タイミングや、少しの環境の変化によって目が覚めてしまうことがあります。「寝かしつけ」では、これらの関門をかいくぐって赤ちゃんを深い眠りにつかせる必要があります。

寝かしつけのテクニックはあるのか?

結論を先に言えば、万人に共通の「寝かしつけテクニック」はないと言えます。背中をトントンすると・・・とか、腕をさすってあげると・・・とか個人のテクニック的なことはあるとは思いますが、それは赤ちゃん全員に通用する話ではありません。また、赤ちゃんの眠りを誘う音楽とかもありますが、やっぱりそれも全員に効果があるわけではありません。

わが家では夜泣き対策としてヒーリング音楽も試しました。効果があったのか、なかったのかもわかりません。そんな程度です。パブロフの犬じゃないんだから。※ちなみに、ヒーリング音楽は、慣れてしまうとただの耳障りになります(個人的な感想です)

ということは、自分の赤ちゃんに合った「寝かしつけ」の方法を自分で見つけていく以外に方法はないのです。その上で、上記のような情報を参考にして試してみるという手はもちろんあります。

上にも書きましたとおり、確かに赤ちゃんの眠りは浅いです。とはいえ、眠たくなる周期もあれば、それなりの深い眠りにつくこともあります。親としては、そのことを意識するだけで、ずいぶん「寝かしつけ」の手助けになるのではないかと思っているのです。大事なのは、赤ちゃんの睡眠周期(40分~60分?)に合わせた「寝かしつけ」を心掛けることだと僕は考えています。

結局、僕が実践したこと

万人に共通の「寝かしつけテクニック」はないと言いましたし、僕自身がすごく苦労しましたから、僕が寝かしつけの方法を教えてもらいたいくらいでした。しかし、双子のパパとして実践した方法を書いてみます。成功もありましたし、失敗もありました。そのため、方法としては結果的に間違っている可能性もありますので、あくまで参考に留めておいてください。

わが家では、「電動ベビーラック」を1台購入しましました。これを利用して、ひとりはベビーラックに寝かせて、もうひとりは抱っこひもで抱っこしていました。ベビーラックには安全ベルトが付いていますので、赤ちゃんを固定することで、少しだけなら目を離すことが出来ました。幸運にも寝てしまった時には、無理矢理布団には移さず、そのままベビーラックの上で寝てもらいました。

一方、抱っこしている赤ちゃんが眠った場合は、眠りの状態(深さ)を確認します。確認方法は、急な刺激を与えないように赤ちゃんの体を仰向けに傾けてみるのです。そこで起きなければ、ある程度眠りが深い証拠なので、いよいよ布団移行に挑戦です。

まず、抱っこひもを肩から外し、気を付けながら抱っこひもごと赤ちゃんを抱っこします。その状態で再び赤ちゃんの体を仰向けに傾けて眠りの深さを確認します。起きなければ、腰のロックを外し、抱っこひもごと布団に下します。しばらく、抱っこひもは赤ちゃんの下に敷いておきます。

赤ちゃんは大量の汗をかきますので、頃合いを見て慎重に抱っこひもを取り除きます。※このとき起きてしまったら、赤ちゃんは泣きますし僕も心で泣きます。

もうひとつの方法は、布団に添い寝をして、おでこあたりを撫でてあげるやり方です。個人的には、トントンよりは撫でたほうが、よく寝てくれたように記憶しています。あくまで参考です。これ以外にも、単純に布団の上で遊んでいるうちに寝てしまうパターンも多くありますが、これは厳密には「寝かしつけ」とは言いませんね。

最後に

寝かしつけは、新生児で終わるわけではなく、子供によっては小学生ぐらいまで続きます。少し子供が大きくなってからの寝かしつけは、また質が異なりますので、次の機会に書いてみたいと思います。

今回はここまでです。お互い、育児という経験を楽しみましょう!

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