石和温泉でぶどう狩りと中国雑技団を堪能

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都内から特急かいじに乗って山梨県の石和温泉まで行って来ました。10月の初旬ということもあり山梨の朝は少し肌寒く、また、ぶどう狩りのシーズンもそろそろ終わりを迎えようとしていました。

山梨の特産品

山梨の特産品と言えば桃とブドウ。そして、そのブドウから作られる「ワイン」です。桃とブドウは生産量・収穫量ともに群を抜いて全国第1位だそうです。

山梨という漢字から受ける印象は言わずもがな梨ですが、梨の生産量はさほどでもなく、都道府県別順位は下から数えたほうが早い47都道府県中40位ぐらいです。意外です。ちなみに、梨の生産量第1位は千葉県、2位は茨城県、3位は栃木県となっています。

全然イメージできませんね?漢字から想像するといったような僕の浅薄な印象論法からすれば、桃は桃太郎で有名な岡山県がダントツ1位になりますが、これも全然違います。

ちょっと教育の話

小学生の頃、僕はこんな単純な考えで社会のテストに臨んでいたんだという小恥ずかしい記憶があります。社会という教科は記憶が中心なので、僕にとっては正直嫌いな教科の一つでした。

ちょっと話は逸れてしまいますが、日本の学校教育(歴史など)は、表面上の出来事の単純記憶が中心です。単純記憶が悪いわけではないですが、こんなことよりも子供の頃からもっと本質的なことを教育したほうが良いのではないかと今にして思います。(もしかしたら、今の教育課程はそうなり始めているかもしれません)

例えば、ブドウがどこでたくさん取れるかということよりも、栽培するのに適した土壌や気候などの生育条件や地域の経済的戦略の背景など、本質的なことを学習することで、じゃあ梨は?リンゴは?みかんは?と想像を駆り立て、子供の興味と知識の幅がどんどん広がっていくのと同時に、知識の応用が利くようになると考えています。こうあってこそ、大人になってからも役に立つ教育と言えます。

単純に生産量の順位などを記憶しただけでは、去年は1位だったけど今年は2位になってしまった。「で?」となってしまい、何のための学習か意味を見いだせず、子供にとっては興味どころか、ただ苦労が絶えないテストのための勉強でしかなくなってしまいます。

ぶどうの歴史

話が変な方向へ行ってしまいそうなので話を戻すと、山梨ではワインも有名ですが、ブドウがたくさん取れるからといってワインの生産も1位かと言えばそうではありません。

ブドウにはそのまま食べる生食用と、ワインを作るための醸造用があり、それぞれは別物です。日本の風土は醸造用の生育にはあまり向いていないので、生産量はそれほど多くはありません。そのため、ワインを作るための醸造用ブドウは、その75%を海外からの輸入に頼っています。

さて、ブドウの歴史ですが、日本では今とは異なる品種のものが縄文時代から食されていたと言われています。縄文時代と言っても、だいたい今から2,300年以上前から15,000年前ぐらいまでと随分幅が広いです。

そして、現在、一番歴史ある品種は甲州と言われています。1,000年ぐらいの歴史があると言われています。その観点からも、現在の山梨県の特産品になることは当たり前と言っても過言ではありません。

駅前の足湯でゆっくり

 

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石和温泉の駅前には誰でも自由に入れる足湯があります。何はともあれ、まずここに入らないと始まらないし石和温泉に来た意味がありません。地元タクシー運転手さんとのこんな会話で僕はそう確信しました。

僕 「石和温泉ってどこか観光できるところあります?」
運 「ん?石和には駅前の足湯とイオン以外何にもないよ?」
僕 「あぁー、そうですか・・・(足湯とイオンって、どっちも観光ちゃうやん!)」
運 「まあ、甲府まで行けばねぇ、武田神社とか善光寺とかあるけどね・・・
  でも子供連れならそんなところ行ってもしょうがないしねぇ」
僕 「・・・(自虐的やけど、正直なおじさんやなぁ)」

僕はこの旅で、地元の人が勧める足湯に入ってイオンに立ち寄ることを決意しました。本当は他にも、少し行けば「こどもの国」とか「ほったらかし温泉」とかあるのですが、それらをお勧めしないということは地元の人からすればそれほど魅力のあるものではないということなのでしょうか。

でも旅行って、知らない世界を知るという目的もあるから、地元の人がどう感じようが、旅行者は十分楽しめると個人的には思っています。

さて足湯ですが、実はここのお湯、少し熱いのです。だから足を入れた途端、みなさんほぼ例外なく、「熱っ」と言って足を一旦引き出します(笑)

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ここでは先に足湯に入っている人は僕も含めて、後から入る人のそのリアクションを楽しみにしています。しばらくして足を引き出してみると、スネから下だけがくっきりと赤くなってしまう。そんな熱さです。石和温泉への旅の始まりは足湯からです。是非楽しんでください。

遊亀(ゆうき)公園附属動物園

足湯を20分ほど堪能したあと、タクシーで甲府にある「遊亀公園附属動物園」に向かった。平成31年には開設100年を迎える大変歴史ある動物園です。石和温泉の駅前からはタクシーで20分強、2,640円でした。甲府駅からであれば、バスも出ていますし、タクシーなら10分強というところでしょう。
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タクシーで降ろされたところは町中にひっそりたたずむさびれた公園にしか見えないところでしたが、少し中に入っていくと動物園の入園口があります。入園料はおとなが320円、こどもが30円、幼児は無料と拍子抜けするほど安いのです。それにもかかわらず、予想に反して動物が充実していて、おとなの僕でもちょっとテンションが上がってしまいました。

園に入ると、早速正面から象さんが軽快なステップで出迎えてくれます。まさか、こんな小さな動物園に象がいるとは思ってもいませんでした。少し感激しました。

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その他にもトラやライオン、ペンギン、さる、マレーグマ、鳥類もたくさんいて、間違いなく人よりも動物の方が多かったです。その日は金曜日でしたが、土日でもおそらく動物の方が多いんじゃないかな?(笑)

とにかく待ち時間がゼロで、子供たちも喜ぶモルモットとの無料ふれあいコーナーまである。

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でも何と言っても、遊亀公園において僕たちを一番楽しませてくれたのは、しゃべるオウムちゃんでした。

この子です↓
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オウムは不思議です。話す言葉は決まっているのに、あの会話が成立したときの嬉しさ。老若男女(特におばちゃん)、みんな「こんにちわ!こんにちわ!」と必死でコミュニケーションを図ろうとしていました(笑)

ちなみに僕は、「また来るね!」を覚えさせようとその場で連呼しました。すると、驚くべきことに、5,6回繰り返したところで、「マガキュギュエ」と明らかに僕の真似をしたと思われる発声をしたのです。今頃、「また来るね!」としゃべっているかもしれません。

そして、敷地の一番奥には遊園地もどきのゲームコーナーがあり、これまた選びたい放題・遊びたい放題の場所でした。感覚的な話になってしまいますが、だいたい10歳ぐらいまでの小さな子供にはちょうど良いぐらいのゲームコーナーという感じでした。

とは言え、おとなの僕も子供と一緒になって熱中していたので、もしかすると年齢は関係なく楽しめるかもしれません(笑)

気が付くと10円ゲームを18回も繰り返していました。100円で出来るゲームもいくつかありますし、こどもが遊べる簡易的なアスレチックスペースもあります。アスレチックスペースへの入場料は200円でした。

町中の交通手段

陽が傾き始めたので、そろそろ本日宿泊予定の旅館に向かおうと園を出て、最初に来た道でタクシーを待つことにしました。しかし、待てど暮らせどタクシーは来ません。公園に隣接している交番のおまわりさんに、この辺りをタクシーが通るのか聞いてみた。

「いや、来ないよ」と。さて、どうするか・・・。

甲府駅まで歩くことも考えましたが、子供の足では結構掛かる(多分、1時間弱)。結局、迷った末、バスで甲府駅まで行くことにしました。運賃は170円でした。

あのとき、バスのことを詳しく教えてくれたお姉さん、ありがとう!

平日の夕方4時頃でしたが、バスに乗り込むと、僕たち以外の全員が女子高生でした。ということは、日常のそれは女子高生専用バスということなのだろう。巡回バスでしたので終点というわけではないですが、彼女たち全員が甲府駅で降りました。途中で降りる人もなく、僕たちを含めた全員が甲府駅を目指していたということになります。

この辺は甲府駅が各方面へ向かう拠点になっていて、高校生たちは学校から甲府駅までの間に立ち寄る遊び場所もなければ彼女たちの家も近くにはないことが明らかでした。

その時間帯の甲府駅はほとんどが学生で埋め尽くされていました。ちょうど下校ラッシュだったのでしょう。そして、僕たちは甲府から石和温泉までの数分の区間を200円の運賃を支払って電車で移動したのです。あのとき、電車の中で子供たちのために席を譲ってくれたお姉さん、ありがとう!

中国雑技団に期待したこと

石和温泉駅に着くと、そこからは送迎車に乗って宿泊予定の旅館に向かいました。旅館では温泉・食事のほかに中国雑技団ショーを楽しむことが出来ました。中国雑技団のショーを間近で見たのは初めてでしたので、どんなことをやるのか一応楽しみにはしていました。中でもでっかい瓶(かめ)を回すという女の子の足技には息を飲みました。不謹慎ながら、正直、アクシデントには期待をしていました。ガッシャーン!となったらどうなってしまうのだろうかと。

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もちろん、そんなことは起こるはずもなく、ショーは淡々と進行され最後までアクシデントも発生せず無事に終わりました。こういうものを見るときには、演技には期待をせずに温かい目で見るぐらいの心持ちが必要です。

その一方で、旅館側もお客さんを呼ぶためのいろいろなイベントの企画に苦労しているのだなとホテル経営の難しさを想像してしまいました。

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