2018ロシアW杯代表候補決定 中島翔哉落選とベテラン勢の選出の何故

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2018ロシアW杯日本代表候補選手27名が発表されました。サッカーファンはいろんな思いをしていることと思いますが、まずは以下に選出メンバーを記載しました。

GK(3名)

  • 川島永嗣(メス/フランス)
  • 東口順昭(ガンバ大阪)
  • 中村航輔(柏レイソル)

DF(8名)

  • 長友佑都(ガラタサライ/トルコ)
  • 槙野智章(浦和レッズ)
  • 昌子源(鹿島アントラーズ)
  • 遠藤航(浦和レッズ)
  • 植田直通(鹿島アントラーズ)
  • 酒井高徳(ハンブルガーSV/ドイツ)
  • 吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
  • 酒井宏樹(マルセイユ/フランス)

MF(12名)

  • 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン)
  • 山口蛍(セレッソ大阪)
  • 本田圭佑(パチューカ/メキシコ)
  • 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ)
  • 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
  • 乾貴士(エイバル/スペイン)
  • 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ)
  • 大島僚太(川崎フロンターレ)
  • 井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ/スペイン)
  • 香川真司(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)
  • 青山敏弘(サンフレッチェ広島)
  • 三竿健斗(鹿島アントラーズ)

FW(4名)

  • 大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)
  • 岡崎慎司(レスター/イングランド)
  • 武藤嘉紀(マインツ/ドイツ)
  • 浅野拓磨(シュツットガルト/ドイツ)

中島翔哉落選の理由

5/31に決定するロシアW杯の代表選出のため、まずは27名の候補選手が上記のとおり発表されました。個人的には中島翔哉選手が落選したのは非常に残念です。「ポリバレント」という聞きなれない言葉を出して、西野監督は彼の落選理由にあげました。この「ポリバレント」はオシム監督が使った言葉だそうです。そして、その「ポリバレント」という言葉はいわゆるユーティリティプレーヤーという意味で使っていると思われますので、要は、いろいろなポジションがこなせないので、いざという時に使いにくいということが中島選手落選の理由ということになります。とりわけディフェンシブなポジションが出来ないということを言いたかったのだと僕は理解しています。

現代サッカーではキーパーが退場になっても、キーパー経験のないフィールドプレーヤーが代わりに務める時代です。このことを考えれば「ポリバレント」がなければなどという悲観的な理由で落選させるのはどうかと思います。彼にはドリブルで仕掛けてゴール前でチャンスを演出する能力と自らの力で得点を奪う攻撃面での優れた能力があります。この能力は他の代表選手にはあまりない能力です。これで、僕が想定していた日本の攻撃のバリエーションがいくつか消滅したことになります。W杯の一発勝負では、相手に脅威を与える選択肢を多く持っている方が有利です。宇佐美にも乾にも香川にもない攻撃能力のひとつを失ったことになります。

参考記事「サッカー日本代表 中島翔哉の必要性と可能性」

西野監督のメンバー選出の意図

僕自身、中島翔哉を外した本当の理由はポリバレントではないと思っています。何故なら西野監督の頭の中にはベテラン勢のことが強くあり、完全に彼らを外す決断が出来ないからです。むしろ信頼を置いているのかもしれません。それが中島翔哉が外れた理由だと思います。ベテラン勢の起用には賛否両論あるものの、多くのサッカーファンがベテランの力を疑問視し若い力に期待する中で、結局、ベテランと言われる長谷部・本田・香川・岡崎・吉田など全員がメンバーに名を連ねています。そればかりか、32歳の青山まで選出されています。片や、若い中島が外れ、久保裕也はリーグ戦の関係からかガーナ戦の招集は見送られ、久保建英や堂安など見向きもされません。

土壇場での監督交代劇だったので西野監督も辛い立場だとは思いますが、それにしても通常の監督交代時の初陣ぐらい無策の人選になったと感じています。ハリルとは一味違った人選がされるものと期待していましたが、かなり期待外れの代表候補選出となりました。セルジオ越後さんもおそらくテレビの向こうで怒っていることでしょう。

参考記事「ハリルホジッチ解任でどうなる日本代表とロシアW杯」

ガーナ戦で試すこと

ガーナ戦で試すのは、当落線上の選手のはずです。DFは怪我の不安が残る酒井宏樹以外はほぼ選出確定なのでメンバー的に誰かを試すということはないと思います。ただ、システムとして3バックを試すことはあるかもしれません。その時はセンターバックに長谷部が入るという話もあり、その辺りを試すのかなと思っています。それから、このメンバーを見るとMFをどのように起用するのかが見ものです。ポリバレントと言いながら、あまり守備の出来ないメンバーをたくさん選んでいるのはどういうことなのでしょうか?僕の中では監督が交代するまでは山口選手と柴崎選手は絶対的な先発の固定メンバーだと思っていました。そこに井手口選手と原口選手が加わるのが守備的には安定した布陣だと以前は考えていました。しかし、井手口選手は所属チームでの出番が少なく、原口選手は最近のプレーが少し雑に見えますので、その二人の代表での立ち位置は微妙になってきています。MFの人数が多いのでまずは先発メンバーを決めるためのテストをするのかもしれません。

またガーナ戦は、どちらかというとセネガルを想定した戦いになるはずで、初戦のコロンビア戦を見据えたものではないでしょう。いずれにしても、防戦一方になることを想定した布陣を考えているのかなと想像しています。ということは、ディフェンス能力の高い選手で固めて、カウンター狙いの浅野か大迫のワントップ?なんかチグハグした戦いになりそうな予感がしています。

まとめ

日本サッカー協会は4年前のW杯で何を反省したのでしょうか。日本に足りないものは何だと考えたのでしょうか。僕が4年前、日本に足りないと感じたものは、フィジカルの強さとシュートへの意識とシュート技術でした。これを克服することが出来れば、日本はFIFAランキング20位以内を常にキープできる国になれると思っています。今回のメンバーではそれが克服できているとは到底言えません。中島翔哉はシュートへの意識とシュート技術を持っていました。フィジカルも体の割には強いのです。もう今さら言ってもしょうがないので、僕たちは今の日本代表を応援するしかありません。僕たちサッカーファンがつまらなくなるような試合だけはしてほしくないです。代表に選ばれた選手たちはファンに希望を持たせてくれる試合を心掛けてほしいです。是非とも頑張ってください。

 

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