人間関係のストレスをどのように克服するかを考える

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ストレス社会と言われて久しい今日ですが、そのストレスは今後も益々増えていくような気がします。社会に出るということは、ただでさえ環境の変化によるストレスがあるのにもかかわらず、その中で学生時代とは異なり20代から60代までの様々な年代の人が集まる場で過ごすことになるのです。これは大きなストレスです。新入社員はもちろんのこと転職された方たちにとってもこのような慣れない環境での人間関係には大きな不安を抱くはずです。一方で、長く社会を経験していてもその中で人間関係は変化します。多くの方がこのような人間関係にお悩みことでしょう。そんなも僕も例外ではなく、その社会の中で大きなストレスと格闘しながら日々を過ごしています。

ストレスの原因は結局人にある

社会におけるストレスの原因にはいろいろありますが、その本質的な要因は人間です。直接的な人間関係のトラブルは言うに及ばず、間接的には仕事上のノルマをこなさなければならないとか、自身が重要なポストについているがための重圧があったりなどと、これも本質を見るとやはり人間が関係しています。ノルマをこなすのは人に迷惑を掛けないためとか、上司に報告しなければならないなどといった人に対するプレッシャーを感じているからです。また、重要なポストについている人も、やはり上役からのプレッシャーや部下に対して威厳を示す等の人に対する責任を感じているからです。結局、ストレスの真因は人なのです。さらに、そこに肉体的なストレスが掛かることで本人がストレスを感じる閾値(しきいち)が下がってしまい、人は心身ともに疲れやすくなってしまうのです。

では、ストレスを軽減するにはどうすれば良いかというと、方法はさておき、結論としては「人のプレッシャーを感じないようにすること」「肉体的に疲れないようにすること」となります。これは究極的な考え方であり、結論としては皆さんもこのことに異論はないと思います。ただ、このように言うのは簡単ですが、これらを実行する機会や手段を見つけることが出来ない人たちがいるから、ストレスを解消することができず悩みを抱え込んでしまうのです。何を隠そう、僕もその一人です。

社会人になって全くストレスを感じていない人はほとんどいないと思います。外見からはストレスがないように感じ取れる人もいますが、彼らは上手くストレスと付き合っているのか、あるいはストレスを他人に見せないようにしているだけなのかもしれません。どんなに人の内心をおもんぱかったとしても、残念ながら他人の心の中は覗けませんから、他人がどのようにストレスを感じているかということも分からなくて当然です。まあ、多少は感じ取れますが・・・。

さて、そこでストレスを解消する具体的な方法についてですが、これを考えるのが本題です。

人からのストレスを軽減させる方法

対策には大きく分けて2つのアプローチがあると考えています。というのも、人がプレッシャーを感じる要因には外的要因と内的要因があるからです。外的要因はストレッサーによる直接的なプレッシャーであり、内的要因は性格や生まれ持った性質から来る内発的な感情によるものであって個人差があります。

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まず、外的要因であるストレッサーについてですが、ストレッサーはどこにでも一定の割合で存在します。自分も知らず知らずのうちに他人のストレッサーになっている場合もあるので注意が必要です。

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そして、性質・性格は大人になってからは変わりませんから、ストレッサーの自発的な改心には期待してはいけません。改心には期待できないので、状況を変えるには距離を置く必要があります。距離を置く方法としては、物理的な方法と精神的な方法があります。物理的な方法はそのものずばりです。とにかく相手と物理的な距離を置くことです。ストレッサーと離れることでストレスは確実に軽減します。しかし、この場合、究極的には学生であれば転校や不登校であり、社会人なら退職や転職といった最終手段になってしまいます。最終手段なので、なかなか選択するのは難しいです。また、単純に関わらなくて済む方法があるならそれを選択すれば良いだけです。

次に精神的な方法ですが、これはストレッサーに心を支配されないために心の距離を置くということです。どちらかと言えばこちらのほうが現実的解決法と言えます。そして、これには自分自身の考え方を変える必要がありますので多少の困難を伴います。相手が変わらないなら自分が変わるしかないということです。しかし、考え方と言っても自分の信念までを変える必要はありません。あくまで変えるのはストレッサーに対する見方と考え方です。

相手はあなたより人間性レベルが完全に下なのです。いくら先輩だろうが社会的地位が高かろうが関係ありません。人間性の高さは年齢には比例しないものなのです。あなたから見て相手の人間性が低く見えるなら、相手は本当に人間性が低いのです。少なくともあなたに対する言動においてその人間性の低さが出る人なのです。まずは、そのように考えて彼らは治らないと割り切ることが大事です。そこで、相手より人間性の高いあなたはそれにふさわしい振る舞いをする必要が出てくるのです。人間性の低い人に合わせてしまうと、せっかくのあなたの人生が足を引っ張られることになりもったいなくなります。今すぐ同じレベルで相手をするのは止めましょう。

相手の社会的地位のことは考えない

そもそも部下や後輩に強いストレスを感じるなら、まずは自分の人間性や彼らに向き合う姿勢を考えなければなりません。人間性というものは大人になってから高まるものではありませんので、相手に人間性の向上を期待できない反面、自分自身の人間性向上もあまり期待はできないのです。自分自身がなかなか変われないのは皆さんご自身が感じていることと思います。僕もそうです。ただ、努力次第では人間性向上の可能性は残されています。そして、もっと言うなら、そのように努力できる人はそもそも潜在的な人間性が高いはずです。

さて、部下や後輩に対する自身の感情は自分自身が正すとして、上司や先輩に対する対処方法を考えてみます。彼らは人生の先輩であり、社会人としても先輩です。中には社会的地位がかなり高い人もいるでしょう。しかし、先ほどから言うように残念なことに社会的地位と人間性は比例しないのです。社会的地位は年齢を重ねるごとに上がっていく可能性がありますが、人間性は20歳前後で早々とその成長が止まってしまい、その後は人間性と社会的地位の落差は大きくなる一方なのです。だから、逆に社会的地位の高い人がその地位にふさわしくない人間性を持っていると感じてしまうことが多いのです。

フランス語でノブレスオブリージュ(noblesse oblige)という言葉があります。「高貴な者にはそれに見合った責任や義務が伴う。そして、そうあるべきだ。」といった意味に解釈できます。このような考えは今や世界共通と言ってもよいでしょう。また、このような格言がよく言われるということは、現実的にそうでない人が多いからこその戒めのためと言えるかもしれません。

所詮、彼らもただの人間なのです。地位が高いという殻を被ったただの人間なのです。相手のその殻を取って人間そのものを見てみましょう。そこには未熟な人間がいるだけです。未熟な子供がわがままを言うのと同じように、殻を被った未熟な人間がわがままを言っているのが見えてくるでしょう。相手は未熟なのですから、成熟した側がどのように接するべきかを考えましょう。

時には流し、時には諭(さと)し、時には相手に従ってあげる。そんな大人の対応を心掛けましょう。

まとめ

人間関係は難しいです。思い返すと、小さな頃から今に至るまで気の合う人もいれば苦手な人も必ず周りにいました。そのうち苦手だった人が友達になったり、また逆に親友だった人が疎遠になってよそよそしくなってしまったりと、人間関係はそもそも不安定なものなのです。そして、それはちょっとしたきっかけで変わるものなのです。そのちょっとしたきっかけを見つけることが出来れば、人間関係が劇的に改善することもあります。それは皆さんに置かれても経験済みのことと思います。

それはそれとして、例え周辺に嫌な人・気の合わない人がいたとしても、それよりももっと多くの良い人・気の合う人を見つけることが重要です。そして、彼らと過ごす時間を多く持つことで嫌なことは薄れていくものです。悩んだときは多くの人と話をすることをお勧めします。そこには悩み解消の種がたくさん落ちています。

悩み解消の種をどんどん拾って自分の人生を楽しいものにしましょう!

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